【大腸がん:発熱性好中球減少症予防】「ジーラスタ」vs「プラセボ」

FOLFOX(またはFOLFIRI)+アバスチン」治療受ける場合、24時間以内に「ジーラスタ」を投与することで、発熱性好中球減少症を発症するリスクの低下が期待できる。

試験では、「ジーラスタ」を投与することで、グレード3または4の発熱性好中球減少症の発症率が5.9%から2.4%に減少(p= 0.014)。

しかし、「ジーラスタ」の投与を選択しても奏効率の向上、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

【発表】

2016年9月7日

【試験名】

PAVES(Phase3)

【原著】

Clin Colorectal Cancer. 2017 ;16:103-114. [PubMed:28038865]