化学療法開始から16週時点に病勢の進行が認められなかった人は、 「カペシタビンによる維持療法によって2ヵ月ほど無増悪生存期間を延長させる」ことも、 「生存期間を損なうことなく抗がん剤治療を8週間ほど中断する」ことも選択できる。
「カペシタビン」治療を受けた人の25%がグレード2以上の倦怠感(12%)、23%がグレード2以上の下痢(vs 13%)、26%が手足症候群(vs 3%)を経験した。生活の質には差を認めなかった。
【発表】
2021年9月13日
【試験名】
FOCUS4-N(Phase 3)
【原著】
J Clin Oncol. 2021 Sep 13. [PubMed: 34516759]
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