ステージIB2-ⅡBの人は「カルボプラチン+パクリタキセルによる術前補助化学療法+手術」を選択するより「シスプラチンを用いた化学放射線療法」を選択することで、より高い5年無病生存率が期待できる。
ただ、5年生存率には差はない。試験では「術前化学療法+手術」を受けた人の75.4%、「化学放射線療法」を受けた人の74.7%が5年後も生存していた。
2年以降の合併症は「化学放射線療法」で多い傾向にあった。発症部位は、直腸 (2.2% vs 3.5%)、膀胱(1.6% vs 3.5%)、膣 (12.0% vs 25.6%)。
【発表】
2018年2月12日
【試験】
NACTcervix(Phase 3)〔NCT00193739〕
【原著】
J Clin Oncol. 2018;36:1548-1555. [PubMed: 29432076]