CASPIAN(Lancet)
進展型小細胞肺がんの人が初めての治療を考える場合、「エトポシド+プラチナ製剤」治療に「イミフィンジ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。
試験では「化学療法+イミフィンジ」治療を受けた34%の人は18ヵ月後も生存していた(vs 25%)。
「化学療法+イミフィンジ」治療を受けた62%の人はグレード3または4の有害事象を経験した(vs 62%)。
【発表】
2019年10月4日
【試験名】
CASPIAN(Phase 3)〔NCT03043872〕
【原著】
Lancet. 2019; 394:1929-1939. [PubMed:31590988]
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【さらに詳しく】
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