【小細胞肺がん:一次治療(PFS、OS)】「化学療法+ベリパリブ→ベリパリブ」vs「化学療法」

進展型小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「エトポシドカルボプラチン」治療に「PARP阻害薬 ベリパリブ」を上乗せし、治療終了後、病勢の選択がなければ、さらに「ベリパリブ」の維持療法を実施する治療を選択しても無増悪生存期間の延長は期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。

エトポシドカルボプラチン」治療に「ベリパリブ」を上乗せすることで、グレード3または4の有害事象を経験するリスクが高まる。

【発表】

2021年5月4日

【試験】

Phase 2〔NCT02289690

【原著】

Clin Cancer Res . 2021 May 4 [PubMed: 33947690]