【小細胞肺がん:二次治療】「シスプラチン+エトポシド+イリノテカン」vs「トポテカン」

既治療の小細胞肺がんの人でも「シスプラチンエトポシドイリノテカン」治療を選択することで「トポテカン」治療を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。試験では12.5ヵ月から18.2ヵ月に延長。

主なグレード3または4の有害事象は好中球減少症、噴血、白血球減少症。それぞれ83%(vs. 86%)、84%(vs. 28%)、80%(vs. 51%)の人に現れた。グレード3または4の発熱性好中球減少症は31%(vs. 7%)の人に、血小板減少症は4%(vs. 10%)の人に発現した。

【発表】

2016年6月14日

【試験名】

JCOG0605 (Phase 3)〔UMIN000000828

【原著】

Lancet Oncol. 2016 ;17:1147-57.  [PubMed:27312053]

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