進展型小細胞肺がんと診断され、化学療法が奏効した人が次の治療を考える場合、「予防的全脳照射」に「胸部照射」の追加を選択することで2年生存率の向上が期待できる。
「予防的全脳照射+胸部照射」を受けた人も「予防的全脳照射」のみを受けた人も生存期間(中央値)は8.3ヵ月であった。
「予防的全脳照射+胸部照射」を受けた人の無増悪生存期間は4ヵ月、「予防的全脳照射」のみを受けた人の無増悪生存期間は3ヵ月と「胸部照射」の追加によって無増悪生存期間の有意な延長が認められた。
【発表】
2014年9月14日
【試験】
Phase 3
【原著】
Lancet. 2015;385:36-42. [PubMed: 25230595]
【さらに詳しく】