「イミフィンジ」治療を選択することで、腫瘍の縮小が期待できる。特にPD-L1陽性の人では奏効率が高い(陰性の人は効果がみられなかった)。試験では31.0%の人で奏効し、PD-L1が25%以上発現している人では46.4%の人で奏効した。
主な有害事象は倦怠感、下痢、食欲減退。試験では軽症のものも含めてそれぞれ13.1%、9.8%、8.2%の人に現れた。グレード3の有害事象は4.9%の人に現れた。グレード4、5の有害事象が現れた人はいなかった。1人だけ治療に関連した急性腎障害のため、治療を継続できなかった。
【発表】
2016年6月6日
【試験】
phase 1/2〔NCT01693562〕
【原著】
J Clin Oncol. 2016 ;34:3119-25. [PubMed:27269937]
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