【尿路上皮がん:シスプラチン不適格例】「ゲムシタビン+ビンフルニン」vs「カルボプラチン+ビンフルニン」

シスプラチンを選択できない人でも、「ビンフルニン」に「カルボプラチン」または「ゲムシタビン」を併用しても同程度の病勢コントロール率が期待できる。

グレード3以上の血液毒性は、「ゲムシタビンビンフルニン」を選択した人の38%に現れ、「カルボプラチン+ビンフルニン」では68%に現れた。発熱性好中球減少症は、「カルボプラチンビンフルニン」治療では14%の人に現れたが、「ゲムシタビンビンフルニン」における発現率は3%であった。

【発表】

2015年12月16日

【試験名】

JASINT1(Phase 2)〔NCT 01599013

【原著】

Ann Oncol. 2016;27:449-454. [PubMed: 26673352]