【尿路上皮がん:一次治療】「ビンフルニン+ゲムシタビン」vs「カルボプラチン+ゲムシタビン」

シスプラチン治療を受けることができない人が初めての治療を考える場合、「ビンフルニンゲムシタビン」治療を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

ビンフルニンゲムシタビン」治療を受けた人の63%、「カルボプラチンゲムシタビン」治療を受けた人の40%の人が治療に奏効した。「ビンフルニンゲムシタビン」治療を受けた人の22%が完全奏効を得た(vs 3%)。

主なグレード3または4の有害事象は好中球減少症(62% vs 43%)、血小板減少症(7% vs 37%)、発熱性好中球減少症(31% vs 7%)。

【発表】

2019年10月21日

【試験名】

VINGEM(Phase 2)〔NCT02665039

【原著】

Eur J Cancer . 2020 ;127:173-182. [PubMed: 31648851]