【尿路上皮がん:一次治療】テセントリク

初めての治療としてプラチナ製剤による治療ができない人でも、抗PD-L1抗体「テセントリク」治療によって腫瘍縮小効果が期待できる。

試験では「テセントリク」治療を受けた26%の人が治療に奏効。半数の人が2.9ヵ月以上増悪なく生存し、15.9ヵ月以上生存できた。

テセントリク」治療を受けた10%以上の人が経験した有害事象は、倦怠感、下痢、痒み。

【発表】

2016年12月7日

【試験名】

IMvigor210(Phase 2)〔NCT02108652

【原著】

Lancet. 2017 ;389:67-76.   [PubMed:27939400]