【尿路上皮がん:二次治療(2年OS)】「キイトルーダ」vs「化学療法」

KEYNOTE-045(Ann Oncol)                    

進行尿路上皮がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法後に再発または進行した人が次の治療を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択することで、「化学療法」を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。「キイトルーダ」治療を受けた人の1年生存率は44.2%であった(vs 26.9%)。

キイトルーダ」治療を選択することで、奏効率は11.0%から21.1%に向上。化学療法を受けた人の奏効間は4.4ヵ月であったのに対し、この時点では「キイトルーダ」治療を受けた人の半数以上はまだ効果が持続していた。

キイトルーダ」治療を選択することで、グレード1以上の有害事象を経験した人の割合は90.6%から62.0%に低下、グレード3以上の有害事象を経験した人の割合は50.2%から16.5%に低下。

【発表】

2019年5月3日

【試験名】

KEYNOTE-045(Phase 3)〔NCT02256436

【原著】

Ann Oncol. 2019 ;30:970-976. [PubMed: 31050707]

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