【急性骨髄性白血病】デシタビン

高リスクに関連する細胞遺伝学的異常や、TP53変異のある急性骨髄性白血病または骨髄異形成症候群の人は、DNAメチル化阻害薬 「デシタビン」10日間連続投与を選択することで、良好な臨床反応が期待できる。

試験では、「デシタビン」治療を受けた46%の人に臨床反応が認められた。その中でも高リスクの細胞遺伝学的プロファイルを有する人、TP53変異のある人では、より高確率で臨床反応が認められた。高リスクに関連する細胞遺伝学的異常のある人(n=43)では67%、TP53変異のある人(n=21)では100%に臨床反応が認められた。

【発表】

2016年11月24日

【試験】

Phase 2〔NCT01687400

【原著】

N Engl J Med 2016;375:2023-36. [PubMed:27959731]

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