【悪性黒色腫】「アフィニトール+カルボプラチン+パクリタキセル+アバスチン」vs「カルボプラチン+パクリタキセル+アバスチン」

カルボプラチンパクリタキセルアバスチン」治療に「アフィニトール」の上乗せを選択しても、無増悪生存期間の延長は期待しにくい(ハザード比, 1.14; 95% 信頼区間, 0.81-1.62 p =0 .44)。

アフィニトール」を上乗せすることでグレード3以上の有害事象の発現率が63%から83%に高まる。主なグレード3以上の有害事象は、好中球数減少症、白血球減少症、倦怠感。

【発表】

2017年10月17日

【試験】

NCCTG N0879(Phase 2)〔NCT00976573

【原著】

Cancer. 2018;124:537-545. [PubMed: 29044496]