【慢性骨髄性白血病:一次治療】アイクルシグ

未治療の人で最初の治療を考える場合、「アイクルシグ」治療を選択することで高い確率で完全奏効が期待できるが、血栓塞栓症リスクが増加する。

試験では「アイクルシグ」治療を受けた94%の人が6ヵ月後に細胞遺伝学的完全奏効を達成した。

アイクルシグ」治療を受けた69%の人が皮膚関連症状、63%がリパーゼ上昇、49%が心血管イベント(主に高血圧)、29%の人がグレード3~4の骨髄抑制を経験した。

アイクルシグ」治療を受けた10%の人が脳血管疾患または血管閉塞性疾患を発症した。血栓塞栓症リスク増加の懸念により、FDAの勧告を受け、試験は中止された。

【発表】

2015年9月1日

【試験】

Phase 2〔NCT01570868

【原著】

Lancet Haematol. 2015;2:e376-83. [PubMed:26436130]

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