術後に4個以上の腋窩リンパ節転移が確認されたか、原発腫瘍の病期がT3-4の人が術後補助療法として放射線療法を考える場合、「寡分割照射」を選択しても「通常分割照射」に劣らない局所再発抑制が期待できる。中国で実施された臨床試験結果。
「寡分割照射」を受けた3%がグレード3の急性皮膚毒性を経験したが、これは「通常分割照射」を受けた人の8%に比べ、有意に少なかった(p<0.0001)。その他の急性毒性および遅延毒性に両治療間に差はなかった。
【発表】
2019年1月30日
【試験】
Phase 3〔NCT00793962〕
【試験実施国】
中国
【原著】
Lancet Oncol. 2019;20:352-360. [PubMed: 30711522]