生後6で月から21歳までの転移が確認されていない高リスクの人は、「IVAレジメン(イホスファミド+ビンクリスチン+アクチノマイシン)」に「ドキソルビシン」の上乗せを選択しても無イベント生存率の向上は期待しにくい。
試験では「ドキソルビシン」を上乗せすることでグレード3または4の白血球減少症が85%から93%に、貧血が49%から78%に、血小板減少症が26%から67%に消化器系有害事象が8%から31%に増加。
【試験名】
EpSSG RMS 2005(Phase 3)〔NCT00339118〕
【原著】
Lancet Oncol. 2018 ;19:1061-1071. [PubMed: 29941280]
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