【消化管間質腫瘍:三次治療(PFS)】「アバプリチニブ」vs「スチバーガ」

グリベックを含む2〜3のTKI治療歴を有する人が次の治療を考える場合、「アバプリチニブ」治療を選択しても「スチバーガ」治療を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。

アバプリチニブ」治療を受けた人の17.1%(vs 7.2%)が治療に奏効し、7.6ヵ月(vs 9.4ヵ月)奏効が持続した。一方、「アバプリチニブ」治療を受けた人の55.2%(vs 57.7%)の人がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した。

【発表】

2021年8月3日

【試験名】

VOYAGER(Phase 3)〔NCT03465722

【試験参加国】

米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、中国、チェコ、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、シンガポール、スペイン、スウェーデン、英国

【原著】

J Clin Oncol . 2021 Aug 3. [PubMed: 34343033]