【濾胞性リンパ腫:二次治療(ORR、DOR、PFS)】ウムブラリシブ

再発・難治性の辺縁帯リンパ腫69人が「ウムブラリシブ」治療を受けた結果、49.3%が治療に奏効した。再発・難治性の濾胞性リンパ腫117人が「ウムブラリシブ」治療を受けた結果、45.3%が治療に奏効し、11.1ヵ月奏効が持続した。再発・難治性の小リンパ球性リンパ腫22人が「ウムブラリシブ」治療を受けた結果、50%が治療に奏効し、18.3ヵ月奏効が持続した。

ウムブラリシブ」治療を受けた53.4%の人がグレード3以上の有害事象を経験した。治療関連有害事象によって「ウムブラリシブ」治療を中止した人は15.4%であった。治療を受けた10%以上の人が経験したグレード3以上の治療関連有害事象は、好中球減少(11.5%)、下痢(10.1%)であった。グレード3以上のALT上昇が6.7%、AST上昇が7.2%の人に認められた。

【発表】

2021年3月8日

【試験】

UNITY-NHL(Phase 2)〔NCT02793583

【原著】

J Clin Oncol . 2021 Mar 8 [PubMed: 33683917]

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