【筋層非浸潤性膀胱がん:BCG不応】キイトルーダ

筋層非浸潤性膀胱がんと診断され、BCGが不応であった96人が「キイトルーダ」治療を受けた結果、41%の人が治療に奏効し、16.2ヵ月奏効が持続した。

キイトルーダ」治療を受けた13%の人がグレード3または4の治療関連有害事象を経験し、その主なものは関節痛(2%)、低ナトリウム血症(3%)であった。

本試験結果に基づいて、2020年1月8日、米国では、BCG不応性高リスク筋層非浸潤性膀胱がんに対し、「キイトルーダ」が承認された。

【発表】

2021年5月26日

【試験名】

KEYNOTE-057(Phase 2)〔NCT02625961

【試験参加国】

米国、オーストラリア、カナダ、フィンランド、フランス、ギリシア、イタリア、日本、韓国、オランダ、スウェーデン、トルコ

【原著】

Lancet Oncol . 2021 May 26 [PubMed: 34051177]