【肝細胞がん】「S-1+インターフェロンα」vs「S-1」

肝外転移が確認された人は、「S-1」治療に「インターフェロンα」の上乗せを選択して無増悪も生存期間の延長は期待しにくい。

1年生存率は「S-1インターフェロンα」治療を受けた人では50.8%、「S-1」単独治療を受けた人では72.4%であった。

グレード3以上の有害事象は、「S-1インターフェロンα」治療を受けた人の62.7%が経験し、「S-1」単独治療を受けた人では43.1%の人が経験した。

【発表】

2018年1月27日

【原著】

Hepatol Res. 2018 ;48:717-726. [PubMed: 29377364]