【肝細胞がん:一次治療】「肝動注化学療法+ネクサバール」vs「ネクサバール」

Child Pughスコア5-7の肝細胞がんの人が初めての全身療法を考える場合、「ネクサバール」に「シスプラチンによる肝動注化学療法」の追加を選択することによって、生存期間の延長が期待できる。試験では「ネクサバール肝動注化学療法」を受けた人の半数は10.6ヵ月以上生存した。「ネクサバール」単独治療を受けた人の生存期間は8.7ヵ月であった。

ネクサバール肝動注化学療法」受けた人の21.7%が奏効した。「ネクサバール」単独治療を受けた人の奏効率は7.3%であった。

【発表】

2016年8月29日

【試験】

Phase 2

【原著】

Ann Oncol. 2016 ;27:2090-2096.  [PubMed:27573564]