【肝細胞がん:一次治療】「肝動脈化学塞栓療法+放射線療法」vs「ネクサバール」

肉眼的血管浸潤が認められる人が初めての治療を考える場合、「肝動脈化学塞栓療法+放射線療法」を選択することによって、無増悪生存率の向上が期待できる。

肝動脈化学塞栓療法+放射線療法」を選択することで進行までの期間が11.7週から31.0週に延長(p<0.001)、生存期間が43.0週から55.0週に延長(p=0.04)。

【発表】

2018年3月15日

【試験名】

START(Phase 2/3)〔NCT01901692

【原著】

JAMA Oncol. 2018;4:661-669.  [PubMed: 29543938]