【肝細胞がん:一次治療(PFS)】「シンチリマブ+ベバシズマブ」vs「ネクサバール」

ORIENT-32(Lancet Oncol)                    

全身治療を受けたことがない人が初めての治療を考える場合、「抗PD-1抗体 シンチリマブ+ベバシズマブ(バイオシミラー)」治療を選択することで、「ネクサバール」治療を選択した場合より生存期間および無増悪生存期間の延長が期待できる。

シンチリマブ+ベバシズマブ」治療で最も多かったグレード3または4の治療関連有害事象は、高血圧(14% vs 6%)であった。「ネクサバール」治療を受けた12%の人がグレード3または4の手足症候群を経験した。

【発表】

2021年6月15日

【試験名】

ORIENT-32(Phase 2/3)〔NCT03794440

【試験実施国】

中国

【原著】

Lancet Oncol 2021; 22: 977–90. [PubMed: 34143971]

【さらに詳しく】