【肺がん:一次治療(OS)】「ドセタキセル+シスプラチン」vs「ビンデシン+シスプラチン」

初めての化学療法を考える場合、「ドセタキセルシスプラチン」治療を選択することで、「ビンデシンシスプラチン」治療を選択するより生存期間の延長が期待できる。試験では9.6ヵ月から11.3ヵ月に延長。

奏効率の向上も期待できる。試験では21%から37%に向上。2年生存率は12%から24%の向上。

ドセタキセルシスプラチン」治療による主な有害事象は血液毒性で、「ビンデシンシスプラチン」治療を選択した場合よりきつい。

【発表】

2004年1月15日

【試験】

Phase 3

【試験実施国】

日本

【原著】

J Clin Oncol. 2004;22:254-61. [PubMed: 14722033]