【肺がん:一次治療】「リポソーム化シスプラチン+パクリタキセル」vs「シスプラチン+パクリタキセル」

初めての治療で「パクリタキセル」と併用するプラチナ製剤を考える場合、「リポソーム化シスプラチン」治療を選択することで、「シスプラチン」を選択した場合に比べ、有害事象の軽減が期待できる。

生存期間は「リポソーム化シスプラチンパクリタキセル」治療を受けた人で9ヵ月、「シスプラチンパクリタキセル」治療を受けた人で10ヵ月と治療間に差はなかった(p=0.577)。

【発表】

2010年5月3日

【試験】

Phase 3

【原著】

Ann Oncol. 2010;21:2227-32. [PubMed: 20439345]