【肺がん:三次治療】「TAS-114+S-1」vs「S-1」

2ライン以上の治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「S-1」治療に「TAS-114」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

S-1」治療に「TAS-114」の上乗せを選択することで奏効率の向上が期待できる。試験では10.3%から19.7%に向上した。

S-1」治療に「TAS-114」の上乗せを選択することで増加するグレード3以上の治療関連有害事象は、貧血、皮膚毒性。

【発表】

2020年4月3日

【試験】

Phase 2〔NCT02855125

【原著】

Invest New Drugs. 2020 Apr 3. [PubMed: 32246224]