【肺がん:術後治療(RFS)】「ペメトレキセド+シスプラチン」vs「ビノレルビン+シスプラチン」

JIPANG(JCO)                          

II-IIIA期非扁平上皮非小細胞肺がん と診断された人が術後の補助化学療法を考える場合、「ペメトレキセドシスプラチン」治療を選択しても「ビノレルビンシスプラチン」治療を選択した場合と同程度の無再発生存期間が期待でき、いずれの治療も選択できる。

ペメトレキセドシスプラチン」治療を選択することで、グレード3または4の発熱性好中球減少症、好中球減少症、貧血を経験するリスクの低下が期待できる。試験では「ペメトレキセドシスプラチン」治療を受けた0.3%(vs 11.6%)がグレード3または4の発熱性好中球減少症を、22.7%(vs 81.1%)の人がグレード3または4の好中球減少症、2.8%(vs9.3%)がグレード3または4の貧血を経験した。

【発表】

2020年5月14日

【試験名】

JIPANG(Phase 3)〔jRCT041180023

【試験実施国】

日本

【原著】

J Clin Oncol. 2020 ;38:2187-2196.  [PubMed: 32407216]

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