手術の後、補助療法として「ヴォトリエント」治療を選択しても、3年無再発生存率、5年生存率の向上は期待しにくい。
試験では「ヴォトリエント」治療を受けた人の3年無再発生存率は78%、「プラセボ」治療を受けた人の3年無再発生存率は83%と治療間に差はなかった(p=0.53)。5年生存率も「ヴォトリエント」治療を受けた人で83%、「プラセボ」治療を受けた人で94%と治療間に差はなかった(p=0.26)。
【発表】
2017年2月23日
【試験名】
IFCT-0703(Phase 1)
【原著】
Ann Oncol. 2017 ;28:1078-1083. [PubMed:28327934]