HERBIS-4A(Oncologist)
初めての化学療法を考える場合、「カペシタビン+シスプラチン」治療を選択しても「S-1+シスプラチン」治療を上回る奏効率は期待しにくい。大阪消化管がん化学療法研究会(OGSG)による臨床試験結果。
両治療とも認められる主なグレード3または4の血液毒性は、貧血、好中球減少症。「カペシタビン+シスプラチン」治療を選択した場合、3または4の食欲不振、倦怠感、低ナトリウム血症を経験する可能性が高まる。
【発表】
2018年8月16日
【試験名】
OGSG1105/HERBIS-4A(Phase 2)
【原著】
Oncologist. 2018 ;23:1411-e147. [PubMed: 30115736]