【胃がん:術後治療(3年RFS)】「ドセタキセル+S-1」vs「S-1」

Ⅲ期胃がんと診断された人が手術を受け、その後の治療を考える場合、「S-1による術後補助化学療法」に「ドセタキセル」の上乗せを選択することで、3年無再発生存率の向上が期待できる。本試験は中間解析において「ドセタキセルS-1」療法の無再発生存が有意に良好となり、有効中止となった。

S-1」治療に「ドセタキセル」の上乗せを選択することで、グレード3以上の有害事象(特に末梢神経障害、白血球減少症)が増加するおそれがあるが、対処可能。

【発表】

2019年3月29日

【試験名】

JACCRO GC-07/START-2(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2019 ;37:1296-1304.  [PubMed: 30925125]

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