【胃がん:術後治療(3年DFS)】「カペシタビン+オキサリプラチン」vs「経過観察」

CLASSIC(Lancet)                        

Ⅱ期またはⅢ期胃がんと診断された人が手術を受け、その後の治療を考える場合、「カペシタビンオキサリプラチン(CAPOX)による術後補助化学療法」を選択することで、5年生存率、5年無病生存率の向上が期待できる。

術後療法中に56%の人がグレード3または4の有害事象を経験した(vs 6%)。主な有害事象は、悪心、好中球減少症、食欲減退。

本試験と国内Phase 2試験に基づいて、2014年12月19日、カペシタビンオキサリプラチンの併用で「胃がんにおける術後補助化学療法」の効能・効果を追加する承認申請が行われ、2015年11月20日、承認された。

【発表】

2012年1月7日

【試験名】

CLASSIC(Phase 3)〔NCT00411229

【原著】

Lancet. 2012 ;379:315-21.  [PubMed: 22226517]

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