【胆道がん:一次治療(PFS)】「サイラムザ+ゲムシタビン+シスプラチン」vs「ゲムシタビン+シスプラチン」

手術ができない胆道がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビンシスプラチン」治療に「サイラムザ」または「c-Met阻害薬メレスチニブ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

サイラムザゲムシタビンシスプラチン」治療の主なグレード3以上の有害事象は、好中球減少(49% vs 33%)、血小板減少(35% vs 17%)、貧血(27% vs 19%)。「メレスチニブゲムシタビンシスプラチン」治療の主なグレード3以上の有害事象は、好中球減少(47% vs 33%)、血小板減少(19% vs 17%)、貧血(16% vs 19%)。

【発表】

2021年10月1日

【試験】

Phase 2〔NCT02711553

【試験参加国】

米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ハンガリー、日本(国立がん研究センター東病院、国立がん研究センター中央病院)、韓国、メキシコ、ロシア、スペイン、スウェーデン、台湾、トルコ、英国

【原著】

Lancet Oncol. 2021;22:1468-82.  [PubMed: 34592180]

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