【腎盂・尿管がん:術後治療】「ゲムシタビン+プラチナ製剤」vs「経過観察」

腎尿管全切除術の結果、組織学的にpT2-T4 pN0-N3 M0 または pTany N1-3 M0であった人は「ゲムシタビン+プラチナ製剤(カルボプラチンまたはシスプラチン)」による術後治療を選択することで無病生存期間の延長が期待できる。経過観察を選択した人の無病生存期間は29.8ヵ月。

術後治療を受けた人の44%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した(vs 4%)。

【発表】

2020年3月5日

【試験名】

POUT(Phase 3)〔NCT01993979

【原著】

Lancet. 2020;395:1268-1277. [PubMed: 32145825]

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