【腎細胞がん:一次治療(PFS)】「ヴォトリエント」vs「スーテント」

COMPARZ(NEJM)                      

遠隔転移を有する淡明細胞型腎細胞がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ヴォトリエント」治療を選択しても「スーテント」治療を選択した場合に劣らない無増悪生存期間が期待できる。

スーテント」治療を受けた人は、「ヴォトリエント」治療を選択した人より、倦怠感(55%→63%)、手足症候群(29%→50%)、血小板減少(41%→78%)の発生率が高かった。「ヴォトリエント」治療を受けた人は、「スーテント」治療を選択した人より、ALT上昇(43%→60%)の発生率が高かった。

【発表】

2013年8月22日

【試験】

COMPARZ(Phase 3)〔NCT00720941

【原著】

N Engl J Med. 2013;369:722-31. [PubMed:23964934]

【さらに詳しく】