【腎細胞がん:一次治療(OS)】「キイトルーダ+インライタ」vs「スーテント」

KEYNOTE-426(Lancet Oncol)                 

進行淡明細胞型腎細胞がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「キイトルーダインライタ」併用療法を選択することで、「スーテント」単独治療を選択した場合より、無増悪生存期間および生存期間の延長が期待できる。

キイトルーダインライタ」併用療法を受けた74.4%の人が2年後も生存できていたのに対し、「スーテント」単独治療を受けた人の2年生存率は65.5%であった。

キイトルーダインライタ」併用療法の主なグレード3以上の治療関連有害事象は、高血圧(22% vs 20%)、ALT上昇(13% vs 3%)、下痢(11% vs 5%)であった。

【発表】

2020年10月23日

【試験名】

KEYNOTE-426(Phase 3)〔NCT02853331

【原著】

Lancet Oncol. 2020 ;21:1563-1573.  [PubMed: 33284113]

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