淡明細胞型の人は手術後に「ギレンツキシマブ」治療を選択しても無病生存期間の延長は期待しにくい。
試験では「ギレンツキシマブ」と「プラセボ」のいずれかが投与され、無病生存期間と生存期間の2つが主要評価項目とされた。生存期間は観察期間中いずれの治療群も未到達であった。
無病生存期間は「ギレンツキシマブ」治療を受けた人で71.4ヵ月、「プラセボ」治療を受けた人では未到達と治療間に差はなかった。
【発表】
2016年10月27日
【試験名】
ARISER(Phase 3)〔NCT00087022〕
【原著】
JAMA Oncol. 2017;3:913-920. [PubMed: 27787547]