初めての治療を考える場合、「ゲムシタビン」治療に「カプレルサ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。
試験では「ゲムシタビン」治療に「カプレルサ」を上乗せした人の生存期間は8.83ヵ月、「ゲムシタビン」治療に「プラセボ」を上乗せした人の生存期間は8.95ヵ月であり、治療間に差はなかった(p=0.303)。
グレード3または4の主な有害事象は、好中球減少症(49% vs 31%)、血小板減少症(28% vs 23%)、高血圧(13% vs 16%)、白血球減少症(17% vs 19%)、倦怠感(24% vs 21%)。
【発表】
2017年3月1日
【試験名】
ViP(Phase 2)〔ISRCTN96397434〕
【原著】
Lancet Oncol . 2017 ;18:486-499. [PubMed:28259610]