遠隔転移が認められた人が、初めての治療として「FOLFIRINOX」治療を考える場合、「4ヵ月+維持療法(5-FU+ロイコボリン)」を選択しても、「6ヵ月」継続を選択した場合と変わらない6ヵ月無増悪生存率、生存期間が期待できる。
「FOLFIRINOX(6ヵ月)」治療を受けた人の10.2%がグレード3または4の神経毒性を経験した。一方、「FOLFIRINOX(4ヵ月)+維持療法」を受けた人では19.8%の人が経験した。
【発表】
2021年7月21日
【試験名】
PANOPTIMOX-PRODIGE 35(Phase 2)
【試験実施国】
フランス
【原著】
J Clin Oncol . 2021 Jul 21. [PubMed: 34288696]