初めての治療を考える場合、「S-1隔日投与」を選択しても、承認されている「S-1毎日投与」に比べて生存期間の延長は期待しにくい。
試験では「S-1隔日投与」を受けた人の生存期間は9.4ヵ月、「S-1毎日投与」を受けた人の生存期間は10.4ヵ月。無増悪生存期間は「S-1隔日投与」で3.0ヵ月、「S-1毎日投与」で4.2ヵ月。
食欲不振、倦怠感、好中球減少症、色素沈着、肺炎の発生率は「S-1隔日投与」でより低い。
【発表】
2017年3月1日
【試験】
Phase 2
【原著】
Cancer Chemother Pharmacol. 2017 Mar 1 [PubMed:28251282]
【さらに詳しく】