手術後に顕微鏡的に腫瘍の残存が確認された人が術後の治療を考える場合、「ゲムシタビン」に「ネクサバール」の上乗せを選択しても無再発生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。
「ゲムシタビン+ネクサバール( vs プラセボ+ゲムシタビン)」のグレード3または4の毒性は、下痢(12% vs 2%)、γ-GTP上昇(19% vs 9%)、倦怠感(5% vs 2%)、高血圧(5% vs 2%)、好中球減少症(18% vs 25%)、血小板減少症(9% vs 2%)。
【発表】
2020年9月2日
【試験名】
CONKO-006(Phase 2b)〔DRKS00000242〕
【原著】
Eur J Cancer. 2020;138:172-181. [PubMed: 32890813]