ハイリスクの軟部肉腫の人でも、術前化学療法を実施すれば、術後化学療法の実施を選択しなくても、実施した場合に劣らない10年生存率が期待できる。
試験では、術後化学療法を受けたなかった人の64%が10年後も生存しており、術後化学療法を受けた人の10年生存率59%に対する非劣性が示された。化学療法は、「エピルビシン+イホスファミド」が用いられた。
【発表】
2016年10月11日
【試験】
Phase 3〔NCT01710176〕
【原著】
Ann Oncol. 2016 ;27:2283-2288. [PubMed:27733375]