【骨転移】「ゾメタ(12週毎)」vs「ゾメタ(4週毎)」

骨転移のある人は、「12週毎のゾメタ」治療を選択しても、「4週毎のゾメタ」治療に劣らない骨関連事象の発症抑制が期待できる。

試験では、「12週毎のゾメタ」治療を受けた28.6%の人は、2年以内に骨関連事象を経験した。29.5%が経験した「4週毎のゾメタ」治療に比べ劣っていなかったことが示された。

乳がん、前立腺がん、多発性骨髄腫のいずれにおいても両治療間に差はなかった。

ゾメタ」の承認用法は「多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変のある成人には3~4週間間隔で点滴静脈内投与する」。

【発表】

2017年1月3日

【試験名】

CALGB 70604(Phase 3)〔NCT00869206

【原著】

JAMA. 2017;317:48-58. [PubMed:28030702]

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