【60歳以上 急性骨髄性白血病:一次治療】「ダウノルビシン(高用量)+シタラビン」vs「ダウノルビシン(標準用量)+シタラビン」

60歳以上の人が初めての治療として「ダウノルビシンシタラビン」治療を考える場合、「ダウノルビシン」の用量を「45mg/㎡」から「90mg/㎡」への増量を選択しても完全寛解率の向上は期待できるが、無イベント生存期間の延長は期待しにくい。

完全寛解率は「ダウノルビシン」の増量を選択することによって有意な向上が期待できる。試験では54%から64%に向上した(p=0.002)。

【発表】

2009年9月24日

【試験】

HOVON 43 AML/SAKK 30/01(Phase 3)〔ISRCTN77039377

【原著】

N Engl J Med . 2009;361:1235-48. [PubMed: 19776405]

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