BRAFV600変異野生型の人が初めての治療を考える場合、「テセントリク+MEK阻害薬 コビメチニブ」治療を選択しても「キイトルーダ」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。
「テセントリク+コビメチニブ」治療の主なグレード3以上の有害事象は、血中CPK上昇(10.0% vs 0.9%)、下痢(7.7% vs 1.9%)、発疹(6.8% vs 0.9%)、高血圧(6.4%vs 3.7%)、急性皮膚炎(5.0% vs 0%)であった。
【発表】
2020年12月9日
【試験名】
IMspire170 (Phase 3)
【原著】
Ann Oncol. 2020 Dec 9. [PubMed: 33309774]