【BRAF陽性悪性黒色腫:一次治療(最終解析)】「ゼルボラフ」vs「ダカルバジン」

BRAF変異陽性の人が初めての治療を考える場合、「ゼルボラフ」単剤治療を選択することで、「ダカルバジン」単剤治療に比べ、生存率の向上が期待できる。

最終解析の結果、「ダカルバジン」単剤治療の生存期間9.7ヵ月に対し、「ゼルボラフ」単剤治療を受けた人は13.6ヵ月と延長(p=0.03)。「ゼルボラフ」単剤治療を受けた人と「ダカルバジン」単剤治療の生存率を比較すると、1年生存率:56% vs 46%、2年生存率:30% vs 24%、3年生存率:21% vs 19%、4年生存率:17% vs 16%。

【発表】

2017年8月2日

【試験名】

BRIM-3(Phase 3)〔NCT01006980

【原著】

Ann Oncol. 2017; 28; 2581–7. [PubMed: 28961848]

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