【DDR陽性前立腺がん】「リムパーザ 400mg 」vs「リムパーザ 300mg」

DNA損傷修復能(DDR)変異を有し、1または2ラインのタキサン製剤治療歴のある去勢抵抗性の人が次の治療を考える場合、「リムパーザ400mgx2回」治療を選択することで奏効率の向上が期待できる。

試験に参加し、「リムパーザ400mgx2回」治療を受けた人の全員が「ドセタキセル」を、31%の人が「ジェブタナ」を、88%の人がアンドロゲン受容体シグナル阻害薬(ザイティガまたはイクスタンジ)治療を受けたことがあった。

リムパーザ400mgx2回」治療の主なグレード3〜4の有害事象は、貧血(37% vs 31%)。

【発表】

2019年12月2日

【試験名】

TOPARP-B(Phase 2)〔NCT01682772

【原著】

Lancet Oncol. 2020 ;21:162-174. [PubMed: 31806540]

【さらに詳しく】