EGFR遺伝子変異陽性の人が、タルセバ治療を考える場合、「標準用量の150mg/日でなく、低用量の100mg/日」を選択しても「標準う用量(250mg/日)のイレッサ」と同程度の病勢コントロール率が期待できる。
「イレッサ」治療を受けた人の13%がグレード3または4の治療関連有害事象を経験し、12%が治療を中止した。一方、「タルセバ」治療を受けた人では5%の人がグレード3または4の治療関連有害事象を経験し、4%の人が治療を中止した。これらの差は統計学的に有意ではなかった。
【発表】
2020年11月10日
【試験名】
E100VG250(Phase 2)〔NCT01955421〕
【原著】
Front Oncol. 2020 Nov 10. [PubMed: 33244458]