一次治療のアロマターゼ阻害薬治療が無効となった人は、「タモキシフェン」治療に「イレッサ」の上乗せを選択しても臨床有益率の向上は期待しにくい。
試験では、「プラセボ+タモキシフェン」治療を受けた人の臨床有益率は31.4%であったのに対し、「イレッサ+タモキシフェン」治療を受けた人の臨床有益率は29.2%と、治療間に差は認められなかった(p=0.517)。
【発表】
2011年1月10日
【試験】
Phase 2〔NCT00229697〕
【原著】
Clin Cancer Res. 2011;17:1147-59. [PubMed:21220480]
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