【HR陽性乳がん:二次治療(PFS)】「イブランス+フェソロデックス」vs「カペシタビン」

アロマターゼ阻害薬で治療中または治療後に進行した、HR陽性、 HER2陰性の人が次の治療を考える場合、「フェソロデックスイブランス」治療を選択しても「カペシタビン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。

フェソロデックスイブランス」治療の主なグレード3または4の毒性は、好中球減少症(55.7% vs 5.5%)、「カペシタビン」治療の主なグレード3または4の毒性は、手足症候群(23.5% vs 0%)、下痢(7.6% vs 1.3%)であった。

【発表】

2020年12月29日

【試験名】

PEARL(Phase 3)〔NCT02028507

【試験参加国】

スペイン、オーストラリア、ハンガリー、イスラエル

【原著】

Ann Oncol. 2021 ;32:488-499.  [PubMed: 33385521]

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